Medical information
診療案内
外科
外科の特色
外科では、主に軟部外科/整形外科疾患を専門とする獣医師が診療を担当し、近隣の獣医師からのご紹介で診察を行います。外科疾患では緊急を要する疾患から、念入りな病態把握が必要な疾患まで様々なものがあります。緊急性の高い患者様に関しては迅速な対応をさせて頂きます。また患者様は本当に手術が必要な状況なのかも判断し、最善な治療方法をご提案させて頂きます。手術という患者様に負担のかかる治療方法だからこそ最も良い治療をご提供できるように、ご家族やホームドクターと密なコミュニケーションをとりながら診療をさせて頂きます。
外科の対応手術medical case
軟部外科(消化器、泌尿生殖器、頭頸部、胸部、皮膚/形成) 整形外科(骨接合、関節)
循環器科
循環器科の特色
循環器科では、循環器疾患を専門とする獣医師がすべての診療を担当し、弁膜症、心筋症、不整脈、先天性心疾患、心臓腫瘍、肺高血圧、心膜疾患などの診断や治療にあたります。
当科では正確な病態を把握するために各種検査を行っていますが、緊急性の高い症例に対しては迅速な対応ができるよう努めております。内科治療のほか、開胸手術、カテーテル治療、ペースメーカー、開心術などから、ご家族の意向を踏まえた治療計画をご提案させていただきます。そして動物だけではなく、ご家族、ホームドクターと連携をとり治療にあたることを大切にしています。
診療症例medical case
僧帽弁閉鎖不全症(心臓弁膜症)・心筋症・不整脈・先天性心疾患(動脈管開存症など)・心臓腫瘍・心膜疾患・フィラリア症 等
腫瘍科
腫瘍科の特色
腫瘍とは「本来自己の体内に存在する細胞が、自律的に無目的にかつ過剰に増殖する状態」と定義されま す。動物の食生活や獣医療の発展などにより、近年動物の寿命が延びているという背景で、現在の死因の トップが腫瘍となっております。腫瘍は皮膚(写真1)や乳腺などの、ご家族が気づきやすい部位に発生する こともありますが、消化管(写真2)や骨髄などに発生した場合には、ご家族が病変に気づくことは困難です。 腫瘍科の診療では、早期発見はもちろん、診断から治療への過程がとても重要と考えております。
診療症例medical case
高悪性度リンパ腫・肥満細胞腫・組織球性肉腫・乳腺癌・肺腺癌・鼻腺癌・軟部組織肉腫・血管肉腫・悪性黒色腫 等
皮膚科
皮膚科の特色
皮膚科では、皮膚や耳の病気の検査、診断、治療をおこなっています。皮膚は身体で最大の臓器 であり、さまざまな身体の不調を反映します。検査は注意深い問診や身体検査、皮膚検査(押捺 塗抹検査、毛検査など)、臨床病理学検査(血液検査、尿検査など)、画像検査(レントゲン、 超音波検査など)を実施します。また、皮膚の深いところ(真皮や皮下組織)の評価には皮膚生 検が適応になります。 当院では、動物の状態や過去の治療反応などに応じて上記各種検査を実施し、より正確な診断を 行うよう努めています。また、診断に応じて最適な治療を行うため、各科と連携して診療を進めて いきます。
診療症例medical case
犬アトピー性皮膚炎・犬の食物アレルギー・猫のアレルギー性皮膚炎・犬のマラセチア症・皮膚糸状菌症 等